【活動報告】市民とともに創る東村山の未来へ
皆さん、こんにちは! 東村山市議会議員の土方桂です。
令和6年3月議会では、「東村山駅を起点としたまちづくり」と「教育によるまちの魅力向上」という2つの柱を軸に、まちの未来に向けた一般質問を行いました。
駅の高架化や再整備、不登校児童への支援、そしてこれからの教育の在り方など、どれも未来の東村山に欠かせないテーマです。
以下に、それぞれの内容をお伝えしたいと思います!
東村山駅から始まるまちづくり
東村山駅の高架化が着実に進む中、毎日のように駅の工事の進捗を見守ってきました。市民の皆さんや市職員にも、このまちの変化を身近に感じてほしいという想いから、工事の状況を議会で繰り返し確認しています。今回も、駅ホームや高架橋の構築が順調に進んでいるという報告を受けました。
一方で、高架下の商業施設に関しては、具体的な案は西武鉄道からまだ示されていないとのこと。一部で「28施設入る」という噂もありましたが、現時点では誤情報と確認でき、安心しています。
駅前広場の再整備については、パブリックコメントを実施中であり、令和6年度以降には車両動線の見直しや実証実験も検討されています。さらに、これまで2回開催された「そらいち東村山」は、地域人材の裾野を広げ、市民主体の活動として大きな意義を持ちました。今後も、こうした活動が日常的・継続的に根づいていくよう、地域との連携を進めていきます。
また、駅周辺の老朽化した建物に関しても、市としては市街地再開発の仕組みを学びながら、権利者とともによりよいまち並みの実現を目指して取り組んでいく方針です。市が一方的に進めるのではなく、民間との連携で具体的なイメージを共有しながら進めていくことが、納得感と参加意識を生むと考えます。
加えて、東村山駅が「ゼロカーボンシティ」の象徴となるよう、環境に配慮した駅舎づくりも提案しました。全国の先行事例のように、太陽光や風力を活用した脱炭素型の設計により、持続可能なまちづくりを西武鉄道とも連携しながら進めていきたいと考えています。
教育の力でまちの魅力を高める
私が強く信じているのは、「教育がまちを変える」ということです。教育の質が人口流入にも直結するという信念のもと、今回は柔軟な学びのあり方についてさまざまな提案を行いました。
まず、ICTを活用した授業改善の取り組みとして、市独自の「#東村山ICT学習モデル」が共有されていることが分かりました。この仕組みは、教員が互いに授業展開モデルを共有し、子どもたちの主体的な学びを支援する基盤となっています。
また、市独自の教育施策として、季節ごとに異なる部活動の導入や、すべて英語で行う中学校教育など、特例校制度の活用についても提案しました。これらは、文科省への申請が必要となりますが、市としても前向きな姿勢が確認できました。
授業時間の見直しについても、児童・生徒の集中力向上や教員の働き方改革の一環として、小学校45分・中学校50分の授業を5分短縮する可能性を提案しました。文科省でも今後の指導要領改訂に向けて議論が進んでおり、当市でもタイミングを逃さず対応すべきと考えます。
さらに、探究学習の充実についても取り上げました。渋谷区の先進的な取り組みを参考にしながら、当市でも児童・生徒が自ら課題を設定し、解決策を見出していく学びを広げていく必要があります。総合学習やSDGsをテーマにした学びをさらに深め、次世代を担う力を育てていきたいと考えています。
おわりに
東村山のまちづくりも教育も、すべては「人」が中心です!
市民一人ひとりの想いや行動が、まちの未来を形づくっていきます。私は今後も、市民とともに考え、ともに歩む議員として、皆さんの声を市政に届けてまいります。
ご意見、ご要望があれば、どうぞお気軽にお寄せください。
ともに、「住んでよかった」と思える東村山をつくっていきましょう!!