【活動報告】東村山駅を中心としたまちづくりと学校教育の未来について
こんにちは、東村山市議会議員の土方 桂です。
少しずつ季節も秋めいてきていて、、、かと思いきやまだまだ暑い日も続きますね。夜は少し寒い日も出てきていますので汗をかいて風邪を引かないように気をつけてくださいね。
さて、今回(令和6年9月)の議会での一般質問では、「東村山駅を中心としたまちづくり」の進捗と子供たちの未来を見据えた学校教育について質問を行いました。
まちづくりの現場や学校現場で職員のみなさんが日々少しずつ積み重ねている課題への反映と、少しでも実効的で実現可能な政策を導入するためのアイデアを提案しています。
今回は8項目とちょっと長めですが、お時間あるときにご覧いただけると幸いです。
1. 東村山駅の高架化工事と駅周辺まちづくりの進捗
日々の通勤でも目にする駅周辺の工事。これがどのように進んでいるかを当局に確認しました。
駅部では高架の構築工事が完了し、現在はホームや電力設備などが着々と進められております。展望性のある情報として、西口側にはエレベーターやエスカレーターの工事も進行中とのことでした。
こうした進捗状況を市民の皆さんと共有したいと考え、最新の写真の掲示や工事現場の見学ツアーなどの実現可能性を問いました。実現は容易ではないものの、随伴なども使って現場情報を切り取る方針は示されました。
もっと実感をもってもらうためには、東京都や西武鉄道との協議を続け、駅部の見学体験などが実現できる方向を探ってまいります。
2. 駅周辺のにぎわい創出への道
市民意識調査では、駅周辺の満足度の4割を切る低い結果が出ていました。この調査結果を反映し、これまでのまちづくり計画の進捗を確認するとともに、市民が満足を感じるまちづくりのためのイベントや社会実験の実施を再評価しました。
市長には、駅前の植栽管理について、未来を見据えた社会団体との協力の進捗を確認しましたが、当面の情報のみならず、小学生や中学生も引き込んだボランティアの参加など、市民一体の未来挙動の提案もお伝えしました。
3. 高架化地下の15%土地利用の成熟度
駅下の土地利用については、3部門にわたって議論が行われており、人流データや地域人材の意見を反映しながら、首都圏の駅に要求される機能をいかすための紹介デザインや議論の総合的プロデュースが進んでいます。
当方の問題意識として、高架下のテナント開発による空間の濃密化と、現行の東西の商店街との協調は、駅周辺まちづくりの性質を決める重要な解となります。
お伝えしたとおり、実際に商店街関係者からは、このチャンスを活かした区域体のにぎわいづくりを期待する声も聞いており、市としても辛くも無魅も無い駅周辺にならないよう、各方面を繋ぐ「接着剤」の役割を直責を持って果たしていく意思をお伝えしました。
4. 子供たちの未来を見据えた学校の在り方と不登校支援
夏休み明けは子供たちにとって心身ともに不安定になりやすい時期です。不登校の傾向を未然に防ぐため、各学校では声かけや別室対応など丁寧な観察を続けています。
私は、「学校に行きたくなる仕掛け」を提案しました。例えば、愛知県のある小学校では2学期初日にビンゴ大会を開催し、生徒たちの笑顔を引き出しました。こうした遊び心のある取り組みが、教育的支援と両輪で機能することで、より効果的な居場所づくりにつながると考えます。
また、不登校の要因とされる「無気力」「不安」については、スクールカウンセラーや訪問支援員の配置など多面的なアプローチを評価しつつ、引き続き現場支援の充実を求めていきます。
5. 農業科の導入と食育の可能性
都市農業が誇れる当市ならではの特性を活かし、農業体験を通じた自信や達成感を育てる「農業科」の導入について提案しました。現状では各校での体験学習が行われていますが、今後さらに体系化されたプログラムへの可能性も模索していきたいと考えています。
6. フリースクール等の情報提供と学校の対応
保護者から「学校外の支援に関する情報提供が足りない」との声が寄せられていることを踏まえ、フリースクールやデイケアなどの情報提供の積極化を求めました。
教育現場の公平性や配慮は理解しつつも、時代の変化に応じた柔軟な連携が求められます。子供たち一人ひとりにとって最善の学びの場が確保されるよう、さらなる情報提供と連携体制の構築を後押ししてまいります。
7. ウェルビーイングな学校づくりを目指して
埼玉県上尾市の平方北小学校の取り組みを参考に、「やってみよう」「ありがとう」「何とかなる」「あなたらしく」といった幸福感を支える考え方を教育現場で共有し、子供たちや教職員の心の豊かさを育む学校づくりを提案しました。
当市でもすでにその視点は取り入れられつつあり、令和6年度のリーダー研修でもこのテーマが扱われているとのこと。私は、幸せな大人が子供たちに与える影響は計り知れないと考えます。これからも、ウェルビーイングな学びの環境づくりを応援していきたいと思います。
最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも、地域の皆さんと共に、より良い東村山を目指してまいります!